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CD関連のニュースをお届けします


eX-girl 、ニューアルバムを日米欧でリリース

 「イーター」7号の表紙を飾ったeX-girl 、昨年はその活動の場をヨーロッパにも広げ、各地で大きな反響を得た。その彼女達の四枚目のアルバムとなる『Back to the Mono Kero』(プロデュース:ホッピー神山)が、アメリカ、日本とヨーロッパで同時期にリリースされる。アメリカでは元Faith NoMoreのMike Pattonのレーベル“Ipecac Recordings”から、ヨーロッパではベルギーの62 TV Recordsから、そして日本ではインディーのHiboomから5月29日に発売される。
 また、アルバム発売を記念したライブを、5月29日大阪BIG CAT と6月4日渋谷 CLUB ASIAで開催。その後、6月の後半から7月にかけて、大きいロック・フェスを含めたヨーロッパ・ツアー、8月の終わりからかなり大規模なアメリカ・ツアーが予定されている。また、4月のGONGのオープニング・アクトに引き続き、5月31日のMAGMAの来日公演(渋谷ON AIR EAST )のオープニング・アクトも決定している。なぜか海外の大物プログレバンドに大もてのeX-girl 、そのダイナミックな魅力はますますパワーアップしていきそうだ。

eX-girl Back to the Mono Kero" RELEASE PARTY
5月29日 (火) 大阪BIG CAT open6:00pm start7:00pm
前売り\1800 当日\2000(1drink,1food+\1000)
共演:Z.G.P., Plane, RETRO(予定)
問い合わせ:06-6258-5008
6月4日(月)渋谷Club Asia  open6:00pm start6:30pm
料金:\2000(1drink+\500)
共演:KOBOSE, スペースカンフーマン, マグリッチ
問い合わせ:03-5413-8562(prime direction)

link:
eX-Girl


伝説のバンド「アーント・サリー」、初のCD化


photo:Jibiki

 70年代末のパンク=ニューウェーブ・ムーブメントの渦中に、関西から登場して、その類稀な音楽性と、ボーカルのフューの際立った存在感とによって、シーンに衝撃を与えたバンド「アーント・サリー」のライブ音源が、初めてCD化された。
 アーント・サリーAUNT SALLYは1978年に、フューとギタリストのビッケを中心に関西で結成され、関西のみならず東京でも度々ライブを行い、1979年5月にはVanity Recordsからアルバム『Aunt Sally』(名作中の名作)を発表。XTC京都公演のサポート、新宿ロフトでのイベントDRIVE to 80's 出演などの後、79年10月のライブを最後に解散した。
 それ以後、フューはソロとして、現在に至るまで常に質の高い音楽活動を続けているのは、よく知られているとおり。また、アーント・サリーのサウンドの中心を担っていたビッケも、自らのバンドLOVE JOYで、独自の音楽世界を展開している。

 今回のアルバムには、1978年11月のデビュー・ライブから、79年9月の解散間近のライブまで、関西での5回のライブの音源から、アルバム未収録曲を含む全18トラックが収められている。ラモーンズやザ・フーのカバーも入ったパンキッシュなデビュー・ライブに始まり、リリカルなメロディーと突き放すようなボーカルが絡み合ったオリジナルなサウンドが完成され、さらにフューのソロへとつながる後期のライブへ。わずか一年足らずの間に、輝くように走り抜けたアーント・サリーの軌跡が、ここに鮮やかに蘇る。時代を色濃く映しながらも、時代を越えた強烈な光を放つアルバムだ。


photo:Jibiki

 フューとビッケの対談や、当時の写真、たくさんの人達のコメントなど、ライナーノートも充実している。スタジオ録音のアルバム『Aunt Sally』もぜひCD化して欲しい
ものだが。

『AUNT SALLY / LIVE 1978-1979 』
\2,500(税別) 2001年3月25日発売 P-VINE RECORDS(PCD5629)


 

 


新感覚SFポルノ『I.K.U.』、ホッピー神山のサウンドトラックも発売

 海外の数々の映画祭で話題騒然の、デジタル時代の新感覚ポルノ・ムービー『I.K.U.』が、ついに5月から国内で上映される。
 映画の内容については「映画紹介」欄に詳しいが、この映画のもう一つの注目は全編をいろどるホッピー神山による音楽だ。時代を切り取ったような鋭く鮮やかなサウンドは、ホッピー自身の新テクノ・ユニットTHE SABOTEN が担当している。THE SABOTEN はホッピー神山と、プログラマーとしてまたプロデューサーとして活躍する菅原 SAGUARO" 弘明、ドラムンベース・シーンをリードするDJ-FORCE、という超個性的なトリオだ。 そのTHE SABOTEN によるサウンドトラックが、映画の公開に先立って発売される。全 110分の2枚組CDに、CD-ROMが付いた3枚セットという豪華なもの。CD-ROMにはメイキング映像、監督インタビュー、予告編やインターネット用データなどが収められる。
 また、THE SABOTEN のオリジナル・アルバムも、3月23日にホッピー神山のレーベルGOD OCEAN/CONSIPIOからリリースされた。ホッピー神山が新たな局面を切り開いたTHE SABOTEN の今後の活躍に期待大だ。

『I.K.U.』ORIGINAL SOUNDTRACK
音楽監督:ホッピー神山
作曲演奏:THE SABOTEN
2CD+1CD-ROM  2001年4月10日発売 \3,200
発売:アップリンク(TEL03-5489-0755)
http://www.i-k-u.com/




蘇る東京ロッカーズ、「ミスター・カイト」幻のライブ音源CD化!

 70年代末に巻起こった日本のパンク・ムーブメント「東京ロッカーズ」の中心バンドのひとつだったMr.KITE(ミスター・カイト)の、未発表ライブ音源がCD化される。

 ミスター・カイトは女性ボーカリスト、ジーンとリーダーであるワクのギターを中心とし、そのニューヨーク・パンクに通じる重く深みのあるビートや、詩的なイマジネーションに富んだ歌詞で、東京ロッカーズの中でも特異な存在感を放っていた。

 そのサウンドはインディーズの元祖「ゴジラレコード」のシングル盤と、オムニバスアルバム『東京ロッカーズ』でしか聴くことができなかったが、このたび未発表のライブ音源をセレクトし、一枚のアルバムとして発売されることになった。

 78年の初期から79年解散までのライブから全12曲を収めたこのアルバム、20年以上前のライブ録音とは思えないような鮮明な音質で、ボーカルもクリアに際立ち、当時の時代の空気を生々しく伝えてくれる。(マスタリングをゆらゆら帝国などを手掛ける中村宗一郎が担当)

 20年の時を経ても輝きを失わない、Mr.KITE のリアルなサウンドを、多くの人に聴いてほしい。

ミスター・カイト/Live Innocent (CD)
Mr.KITE = ジーンVol. ワクGr.Vol. タカシB. アツシDr.
全11トラック12曲収録。ライブ録音。(1978.2 〜1979.10)
2001年4月15日発売予定
メーカー希望価格2800円
Captain Trip Records CTCD-285
問い合わせ:Captain Trip Records Tel.03-3659-5165

また、フューが在籍した伝説的バンド、アーント・サリーのライブ・アルバム『AUNT SALLY / LIVE1978-79』が3月25日に発売される他、初期パンクシーンで最年少ながら破壊力のあるサウンドを展開したボルシー、驚異のスピード・パンクで突っ走ったSS(コンチネンタル・キッズの前身)など、偶然か時代の要望か、新世紀の始めになぜか70年代末の初期パンクシーンのバンドのCD化が、相次いで計画されている。詳細がわかり次第、随時お知らせする予定。


復活YBO2、7年ぶりのアルバム『大蜩琳』ついに発売

 今年2月に突如復活したYBO2の7年ぶりとなる新譜『大蜩琳(DEIJCHU-LING)』が、ようやく発売される。一時は完成を危ぶむ声も聞かれたが、11月の発売になんとかこぎつけたようだ。

 このアルバムは2000年2月と6月、10月のライブの音源を収めたもので、北村昌士を中心に、吉田達也、NULL、栗原ミチオ、森川誠一郎等、かつてのYBO2の豪華なメンバーが参加している。「ドグラマグラ」「SEASONS 」などYBO2の往年の名曲を含む全12曲で構成された74分の最新ドキュメントアルバムだ。

 また、同時に同ライブを収めたビデオ版も発売とのこと。(内容は若干違いあり) 販売方法は、通信販売とライブ会場での直売が中心で、小売店への流通は現在のところ未定。アルバム発売を記念したツアーも行われる。詳細はYBO2のホームページを参照。なお、イーターHPの掲示板にもライブスケジュールが掲載されている。また、既にアルバムを予約した人、これから注文する人、イーターファンぺージの掲示板を見ると、ちょっとお得なことがあるかも。

 開き直りパワーで邁進する北村昌士とYBO2の今後に熱い声援を。

『大蜩琳(DEIJCHU-LING)』YBO2
 全12曲74分ライブ録音 
 11月7日発売  \3,000  SSE COMUNICATION

Link:
YBO2/DIFFERANCE


遠藤ミチロウ、弾き語りベスト盤を新録音でリリース

 スターリン解散後、ギター一本を抱えてのアコースティック弾き語りを続けて8年、今年も全国200ヵ所のツアーを一人で廻っている遠藤ミチロウ。これまでの8年間の集大成ともいえるベストアルバムが11月15日に、自らのレーベル「北極バクテリア」よりリリースされる。

 「20世紀を肥やしにして21世紀」をテーマに、全て新たにスタジオ録音した2枚組みで、「天国の扉」「お母さん、いい加減あなたの顔は〜」「JIN JIN 」などライブでお馴染みの曲はもちろん、スターリン時代の「電動こけし」や間寛平に提供した「21世紀のニューじじい」なども入った強力なベスト・セレクションだ。

 もうすぐ50代になるという遠藤ミチロウだが、そのパワーは衰えを知らず、21世紀に突入する。

アルバム『AIPA』遠藤ミチロウ
 全18曲スタジオ新録音盤 2枚組CD
 11月15日発売  \4,000(税別)  北極バクテリアNB-1005

Link:
遠藤ミチロウ/OFFICIAL HOMEPAGE


ヒカシューのデビュー曲「20世紀の終りに」をさまざまなバンドがカバーしたアルバム

 トリビュート トゥ ヒカシュー「20世紀の終りに」がLABSICK RECORDSから10月25日に発売される。
 プロデュースはスカイフィッシャーの中山貴史。参加アーティストは、スカイフィッシャー、SPOOZYS、Kovacs、千葉レーダー、バケラッタ、たま、大正九年、ママスタジヲ ほか。このアルバムには巻上公一本人も内橋和久のダクソフォンによるアレンジで参加している。 また巻上は、ニューヨークのTZADIKから発売される「ヒカシューヒストリー」の制作を開始。 年末、あるいは来年のはじめくらいには発売の予定。

Link:
ヒカシューのホームページ
巻上公一の『音楽なら極楽』

 また、トゥバ共和国のホーメイの紹介を積極的にしている巻上公一は、トゥバの隣国アルタイ共和国から カイという名の歌の名手ボロット・バイルシェフを招聘。デュオのレコーディングをする。
 ボロットは英雄叙事詩の歌い手としてアルタイではスーパースターだが、ヨーロッパ、アメリカでの活動も多く、ウェザーリポートのジョー・ザビヌルとも共演をしている。
 巻上は1998年オーストリアのモルンで行われた国際口琴フェスティバルで共演。意気投合し、今回の来日になった。

 スケジュールは下で
http://www.asahi-net.or.jp/~XF3K-MKGM/concert.html


あぶらだこ、5年ぶりの新アルバムを10月25日にリリース

 昨年からライブ活動を再開していた「あぶらだこ」が、新メンバーによる初のアルバムをリリースする。

 96年のアルバム・リリース(通称・釣盤)の後、結成以来そのサウンドの中核を担ってきたギタリストの和泉明夫が脱退し、再び休眠状態にはいったかにみえた「あぶらだこ」だったが、98年には新ギタリスト大國正人が加入、一年間のリハーサルを経て、昨年からライブ活動を再開した。10月にリリースされる新作(タイトルはもちろんこれまでどおり「あぶらだこ」だけ)は、新生あぶらだこの第一作となる。

 和泉が抜けたこともあり、長谷川裕倫の天然アバンギャルドな個性がより炸裂したこのアルバム、もはやロックの枠組みをも逸脱した問題作だ。

 2000年10月25日発売、10曲入りCD、\2835(税込み) 、発売元:MIDIinc.

 


戸川純新作「20th Jun Togawa 」発売迫る

 戸川純の芸能生活20周年記念アルバム「20th Jun Togawa 」の発売が9月25日に迫った。ホッピー神山のプロデュースにより、戸川純が個人的に選んだ20世紀から次世紀に伝えるべき名曲6曲をカバー。ゲルニカやヤプーズとはまた違った、戸川純の新しい一面に触れることのできる珠玉篇だ。

 収録された6曲は次の通り。カッコ内がオリジナルのアーチストと年代。

ラジオのように(ブリジット・フォンテーヌ 1971)
終曲−フィナーレ−(フュー 1980)
Joe le Taxi (ヴァネッサ・パラディ 1988)
Because the night (パティ・スミス 1979)
Casablanca moon (スラップ・ハッピー 1972)
All tommrrow's parties (ニコ&ヴェルヴェット・アンダーグラウンド 1966)

 参加ミュージシャン:ホッピー神山、大友良英、スティーブ衛藤、エミ・エレオノーラ、窪田晴男、中原信雄、ナスノミツル、坂本弘道、沢井原兒、デニス・ガン、The SABOTEN 、Saguaro & DJ-Force

 リリースはホッピー神山の新レーベル「GOD OCEAN 」。CONSIPIOを通じて発売される。9月25日発売。定価2000円。

 残念ながら発売記念ライブは今のところ決まっていないが、10月28日にはタワーレコー ド渋谷店での、インストア・ライブが予定されている。なんと熱烈な戸川ファンという吉田達也がバックをつとめる。

 なお、「イーター」次号での戸川純インタビューが急遽実現した。お楽しみに。

 


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